家の塗装工事には、2液タイプのシーリング材が適しています。
シーリングの手順
家の塗装工事には、2液タイプのシーリング材が適しています。
上から塗る塗料との密着性の免では、ウレタン系のシーリング剤がいいですが、新築の家ならば変成シリコーンでも、上から塗装をしないので問題ありません。
変成シリコーンタイプが「上から塗装できないタイプ」というものではないのですが、塗装はできるがウレタンタイプのシーリング材より、塗膜との密着が劣ってしまうので、ウレタンタイプの方がオススメです。
サイディング外壁のシーリング打ち換えは、最初に外壁の継ぎ目のところ(目地と呼ばれる)にカッターを入れて傷んだシーリングをはがしていきます。
シーリングが壁に付いてしまわないように目地の周囲にテープを貼ります。
目地に接着剤の役割をするものを塗ります。
これは、プライマーと呼ばれます。
このプライマーの量が適切でない場合、剥離に繋がってしまう場合もあります。
タイミングのいいように、シーリング剤の準備をしておきます。
2液タイプなので、主剤に硬化剤を入れ、色付けのためのトナーをいれます。
専用の機械で撹拌します。
攪拌が完了したら、専用のシーリングガンと呼ばれるもので吸い込みます。
シーリングを奥まで慎重に注入します。
隙間などをなくするように、ヘラでならして調整します。
乾燥するとシーリングの部分がゴム状になります。
シーリングは塗装工事のついでに塗装の職人が行う場合もありますが、専門のシーリング職人が行うのが理想的です。
シーリングには専用の攪拌機や道具などがあり、また手順とその内容も非常に重要ですので、専門のシーリング職人が行うことで、耐久性も高い、質の良いシーリング工事を行なってくれます。